Terraformを使ってAWS上にEC2インスタンスを立てるまでのあれこれ
どうも、TechOps管理者のukimaruです。
今回は、Terraformを使ってAWS上にEC2インスタンスを立てるところまでやってみたので、手順と詰まりポイントを含めてまとめます。
- Terraform初めての方
- AWS環境を自動で作りたい人
- インフラの勉強を始めたい人
におすすめな内容です。
✅ やりたいこと(ゴール)
- Terraformを使ってAWSにEC2インスタンスを1台立てる
- Amazon Linux 2のインスタンスを東京リージョンにデプロイ
terraform apply
1発で構築できる状態にする
🔧 事前準備
◆ 必要なもの
- AWSアカウント(無料枠OK)
- IAMユーザー(プログラムによるアクセス許可済み)
- ターミナル操作できる環境(Mac or Windows + WSL)
- Terraformのインストール
- AWS CLIのインストール
◆ TerraformとAWS CLIのインストール(Macの場合)
brew install terraform
brew install awscli
Windowsの人は以下公式からDLできます:
🔐 AWS CLIの設定(初回のみ)
aws configure
順に以下を入力します:
- AWS Access Key ID:IAMユーザーのキー
- AWS Secret Access Key:上記のシークレット
- region:
ap-northeast-1
(東京リージョン) - output format:
json
(そのままでOK)
📁 Terraformファイルの準備
まず、Terraform用のディレクトリを作成します。
mkdir terraform-ec2
cd terraform-ec2
main.tf の中身
provider "aws" {
region = "ap-northeast-1"
}
resource "aws_instance" "example" {
ami = "ami-0c3fd0f5d33134a76" # Amazon Linux 2(東京)
instance_type = "t2.micro"
tags = {
Name = "TerraformEC2"
}
}
🚀 Terraform実行手順
terraform init # 初期化(最初だけ)
terraform plan # 実行プラン確認
terraform apply # 実行(yes を入力)
正常に完了すれば、AWSマネジメントコンソール上にEC2インスタンスが作成されているはずです。
⚠️ 注意点:コスト対策
EC2インスタンスは起動中に課金されるので、使い終わったら必ず削除してください!
terraform destroy
💭 やってみた感想
正直Terraformって難しそう…と思ってましたが、最小構成なら思ったよりすんなりできました。AWSの構成をコードで管理できるのは、チームや本番環境でめちゃくちゃ有効だなと感じます。
次回はキーペアやセキュリティグループを使ってSSHログイン、その後Nginxの自動インストールにもチャレンジ予定です!
📝 まとめ
- Terraformは初学者でも意外とすぐ触れる
- AWS CLIとTerraformの環境さえあれば、すぐにEC2を構築可能
- 構成管理ツールを使うことで、作業の再現性・効率が格段にアップする
次回は以下を予定してます👇
- セキュリティグループの設定
- キーペア作成&SSH接続
- user_dataを使ってNginx自動インストール
続きは別ページでまとめます。
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